たるみ予防のお手入れにもセラミドが効く

たるみ毛穴、涙袋、二重あご、法令線には、たるみケアが必要

 

たるみには大きく分けて4種類ある

たるみはシワと同じくコラーゲンが弾力を失うと、重力に逆らえなくなることで起きます。つまり、シワとたるみは原因も対策も同じなのですが、その人の肌のタイプや顔立ちによって、左ページにあげるようなさまざまな形で、肌に現れます。

 

たるみ予防にはシワ用と同じ美容液を1本用意する

左ページに挙げたさまざまなたるみを、それぞれにケアする化粧品が売られています。たるみ毛穴用、目もとのクマ用など無数にあるのですが、セラミドに働きかけるという点では原理は同じはずです。もっというと、シワ用化粧品とたるみ用化粧品も、同じでよいはずです。ビタミンC誘導体、レチノール、ピーリング剤などがコラーゲンを増やす代表的成分ですので、これらを含む美容液をひとつ、シワとたるみ対策として、毎日の習慣にするのがよいでしょう。

 

たるみの種類

 

たるみ毛穴

初期のたるみは、頬などの毛穴の開きから現れ始めます。若いうちは、ハリのあるセラミドが真皮にぎっしりとあり、毛穴をまわりから支えているのですが、それが次第にゆるんで、支える力が低下し、毛穴が開いてくるのです。これを「たるみ毛穴」と呼びます(若い人の皮脂過剰による毛穴の開きと区別するためです)。これがつながるようにして、シワができます。点線に沿って紙を折り曲げるように、毛穴の部分から皮膚が折れ曲がってシワになるのです。

 

涙袋

目もとの薄い皮膚がたるむと、クマが目立ってきます。目を保護するために、眼球のまわりには脂肪(眼窩脂肪)があるのですが、これを支える下まぶたの皮膚がたるみ、ぷくっとふくらんで見えるようになります。これが進行するとポケットのようになり、「涙袋」と呼ばれます。目もとの老化は、人によって現れ方がちがいます。上まぶたのほうにたるみがきて、まぶたが重く垂れ下がるタイプの人もいます。この場合、視界が狭くなり、まぶたを上げようと常に筋肉が緊張するため、頭痛を起こすことがあります。

 

二重あご

太ったわけでもないのに、二重あごになる原因はこんな感じです。頬からあごにかけては顔の中でもっとも脂肪の厚い部分ですが、それを皮膚が支えきれなくなって下がってくるのです。「輪郭がぼやける」といういい方を世間でよくしますが、次第にあごのシャープな線が失われていきます。

 

法令線

口の両端にシワができ、これを「ほうれいせん」と呼びますが、これはほかの表情ジワと違いタルミによるものです。そのため、無表情でいるときも消えません。くちもとの皮膚のたるみとともに、頬の厚い脂肪が下がってきているのです。法令線は、ほかのシワに比べると非常に深いシワですので、シワ用の化粧品などはほとんど効果がありません。コラーゲン注入やヒアルロン酸注入でないと、改善は難しいようです

 

二重あごを予防するには、筋肉トレーニングが効果的です。

 

器具を使ったトレーニングと緊張感をもつ心構えが大事

たるみのなかでも、顔のたるみは筋肉のたるみとも関係します。年齢を重ねるにしたがい、皮膚だけでなく、その下にある筋肉などもたるみます。顔にある表情筋は、皮膚に付着していますので、筋肉がたるむと皮膚もいっしょにたるんでしまいます。とくに二重あごなどのフェイスラインのたるみや口角が下がるのは、筋肉のたるみと関係します。それを予防するためには筋肉トレーニングが必要です。その際、表情をつくるような運動をすると、余計に表情ジワを深くしてしまうので、器具を使ったトレーニングをおすすめします。そして、いちばん大切なことは、常に顔に緊張感をもつことです。だらんとした表情でいると、口角が下がり、余計老け込んで見えます。顔には20種類ほどの表情筋と呼ばれる筋肉があります。通常のからだの筋肉は骨格筋と呼ばれ、骨に付着していて、骨を動かし、からだを動かします。表情筋は骨でなく皮膚に付着し、皮膚を動かします。これによって表情と呼ばれる、皮膚の複雑な変化が生み出されるのです。皮膚に付着しているため、表情筋のたるみは皮膚のたるみにつながります。筋肉トレーニングの方法を以下に示します。

 

  • 口にはさんで使う、口からあごにかけての筋肉を鍛える市販のグッズを使います。
  • ペットボトルにごく少量の水を入れて唇でくわえ、持ち上げて(歯は使いません)、そのまま10秒キープします。これを3回繰り返します。慣れてきたら、少しずつ水を増やします。

 

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